障子の張替は湿気の多い日に

障子は、閉めたままでも外の光が感じられ、風通しもよく、日差しを遮ってくれる優れた建具です。
見た目にも和の趣が感じられて、こころが和む人も多いのではないでしょうか?

しかし、紙の性質として、少しの衝撃で敗れてしまいますし、
汚れもつきやすく、落としにくいといったところが難点でしょうか。
使っていくうちに、だんだんと使用感が出てきますので、
気になった時が張り替えのタイミングです。

障子を張るのは、雨の日など湿気の多いときが適しているといわれています。
作業中に糊が乾きにくいことと、湿気を吸収することで障子紙は少し伸びるのですが、
伸びた状態で張ると、後日の晴れた日に乾燥させると、シワやヨレがなく、ピンときれいに仕上げられるからです。

もちろん、からっと晴れた日に張り替えるのもOKです。
仕上がった障子がたるんでいても、霧吹きで障子紙に湿気をまんべんなく与えて、しばらく乾燥させていれば
同じような仕上がりになります。

張り替えのときに抑えておきたいポイントは、まず、古い障子紙をはがすときの方法です。
桟の部分の糊が付いている部分に、たっぷりと水をつけましょう。
5分ほどすると、糊が溶けてきれいに障子紙をはがすことができます。

そして、ぞうきんなどでふき取りながら、きれいに取り除けたあとは、
しっかりと乾燥させるのもポイントです。

また、使用する糊は、刷毛で塗るのもよいですが、チューブ入りのもので張るほうが
便利でスムーズに張ることができるのでおすすめです。
最近では、アイロンで接着するといったようなさらに簡単に張れるタイプのものもあります。

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